弁財天様の歴史

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七福神の一員、大陽軒の守り神「弁財天様」

幸運を呼ぶ「弁財天様」の歴史

大陽軒はいきなり常連様がつき、繁盛店となったわけではありません。初代店主達は店の家賃を払うため、オープンから5年間、年中無休で10:00から深夜2:00、3:00まで営業し、お客様が少ない時には内職をしながら生計を立てていました。以前は、唐揚げ定食や、焼き肉定食なども提供しており、ラーメン店というよりは食堂のような感じでした。ちなみにその時の名残がホルモンです。
そんな中、初代店主の実家を老朽化のため取り壊すことになりました。重機で家の土台を壊していると何かに引っ掛かり、取り出してみると真っ黒な”土の塊”でした。しかし、よく見ると石像のようにも見えるので、一応実家で引き取ることになりました。ただ、得体の知れない物なので親戚中たらい回しにされ、結局初代店主が押し付けられる形で引き取ることになりました。

本店の心優しい女将さんが『土まみれで可哀想だ』と思い丁寧に洗ってあげると、まだまだ黒ずんではいましたが、どうも何かの神様のようでした。鑑定の結果、なんと”弁財天様”だということが分かりました。商売繁盛の神様で、お客様が見渡せる高い位置に置いて、音楽が好きだから音楽を流すと良いと言われたので、言われたとおりに高い位置に置いて、有線で音楽を流して毎日開店前と開店後に拝んでいると、お客様も増え、さらに雑誌やテレビの取材が来るようになりました。

その他にも、知恵を与える神様ということなので、常連のお客様が受験前に拝んで受験に挑むと志望校に合格したり、仕事の面接の前に拝んで面接に挑むとすんなり採用されたりと色々と御利益がありました。現在も続々と幸運の報告が届いています。